2001.09
新型新幹線検査車輌
「新ドクターイエロー」



新幹線検査車輌、新型「ドクターイエロー」は、9月3日から本線でテスト運行を開始した。それにさきがけ昨年12月に浜松工場で初めてマスコミに公開されたが、突出したそのカラーと風貌で鉄道マニアの間で人気の的になっていた。

これまで長年役目を果たしてきた旧型「ドクターイエロー」は最高時速210kmの初代に登場した丸顔の0系車輌で新型より60km遅いため、速度が向上した現在ではダイヤ上の運行が難しくなっていた。

新しくなった「新ドクターイエロー」の正式名は、「新型新幹線電気軌道総合試験車」という。700系をベースにしたおしどりの形で、7編成、最高時速270kmで運転しながら検査する。ほぼ10日おきに運転され、これまで東京ー博多間3日かかっていた検査を2日間に短縮できる、「世界最速」の検査列車ということになる。

7両編成で、人が座る座席はたった20席しかなく、ほとんどが検査に必要なハイテク機器を満載している。毎秒1500回のレザー光線をあててトロリ線等の架線の状態を調べたり、レール幅や表面の凹凸をミリ単位で計測したり、電車線の電気系統、ATC信号システムや信号周波数、列車無線電話システム、切り替え電圧、架線の電圧のチェック等70項目を、最高速270kmで検査する。

この検査データーは、メンテナンスの基礎データーとして基地に送られる。

「新ドクターイエロー」は、旅客車の営業が終わった夜間に運行されるため一般旅客のお目にかかるのは難しいが、来年夏から正式運行されると、その風貌は一般客にも注目され大きな人気が出ると予想されている。

この「新ドクターイエロー」にも「ミストオール」は活躍しています。

 



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