1997.01

時速300kmのニュー新幹線
「500系のぞみ」に
「ミストオール」

JR西日本が開発した東海道・山陽新幹線「500系のぞみ」は、テスト走行時間を大幅に延ばし万全の体制を経て1997年3月22日山陽道に就航、新大阪と博多駅間において営業運転を開始いたしました。この新型超特急「500系のぞみ」の一編成16両に、「ミストオール」(特製)6台が設置されています。

フランスの新幹線「TGV」と並ぶ世界最高の時速300kmで走る。空気抵抗を極力少なくした15mも鋭く尖った先端の形状は、真近に見ると宇宙へ飛び立つロケットをも髣髴させる。ボディーは軽量化を図ったハニカム方式の特殊アルミ製。乗り心地も従来の「のぞみ」より格段に向上して、環境への騒音対策も極力配慮されている。

この騒音対策に「ミストオール」は一役かっている。高速時の車外への騒音レベルは、新幹線の速度の6乗に正比例する。走行時車体で最も騒音レベルが高かったところは高圧線を下から接触させる大きな容量を必要としたバネ形式のパンタグラフ。

「500系のぞみ」は、この大きなバネ形式のパンタグラフを、容積率を数分の一のエアシリンダーで押し上げる脱騒音のエアシステムに変更。膨大な時間とコストを掛け特殊形状を開発し、騒音レベルを環境庁の基準以下に下げることに成功しました。

このエアシステムのラインに、9年間車輌のエアブレーキ用として採用されてきた多くの実績と築かれた信頼性によって、「ミストオール」は、この「500系のぞみ」に採用されました。

騒音軽減と軽量化。新製新幹線の最も重要課題に、図らずも「ミストオール」は参加しています。月に10万kmも走る車輌のたった数kgの軽量化でも、想像以上に膨大な省エネルギーになる。ノーメンテナンスで、従来製品と比べ三十分の一の重量で高性能を発揮する「ミストオール」は、車両においても大きな省エネルギーと省力化に貢献しています。




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